「世界の何だコレ!?ミステリー」で、岐阜県の謎の集落「門入集落」が紹介されました。
ボートで山奥の湖を渡らないと行けないという門入集落。
その特徴や行き方を調べてみました。
もし行くとするならかなりのサバイバルです。
また、門入集落はかつて日本中に論争を巻き起こした、複雑な歴史を持っていました。
謎の集落「門入集落」とは?携帯圏外、クマ出没!【何だコレミステリー】
門入集落は岐阜県揖斐郡揖斐川町にあります。
日本最大級の徳山ダム建設によって沈んだ徳山村の中において、標高が高かった「門入地区」は唯一水没を免れます。
これが現在の門入集落となりました。
村そのものが地図から消える、
というまるでバスターコールのような歴史を持っていますね。
さしづめ門入集落は唯一の生き残りニコ・ロビンと言えるでしょう。
ダム一つのために村を沈ませる必要があったのか、当時は日本中に賛否両論が巻き起こったそうです。
現在でも冬季以外は人が住んでおり、集落の整備などをしているそうです。
門入集落への行き方は?
門入集落へは番組でもあった通りボートで向かいます。
ただし、船に乗れるのは関係者のみ。
一般の人は湖を渡って集落へは行けません。
他に行き方はないのでしょうか?
門入集落は実は歩きで行ける。ただし携帯圏外、クマ出没注意!
実はホハレ峠を徒歩で通ることでも門入集落へ着くことができます。
距離にして山道を約5kmほどだそう。
詳しくはセロ尾さんのブログの『ホハレ峠から門入へ その1』『その2』『その3』を参考にしてください。
見ていくとわかりますが、
道中はかなり険しいですね。
木を何本か渡らせただけの橋や、足元が狭くロープ伝いに行く場所など危険なポイントが多いです。
11月の涼しい季節でも汗だくだくになるようですね。
携帯も圏外です。
熊出没注意につき、熊鈴はあった方がいいようです。
川を三回ほど渡るため長靴は必須です。
夏場は藪がひどいので行くなら春秋にしましょう。
そして苦難を乗り越え、門入集落に着くことが出来たなら、
警察さえいらない平和でのどかな風景を目にすることが出来るようです。
ちなみに、2017年までは「旧徳山村ウォーキング&徳山湖上クルーズ」と題したツアーがあり、
安全かつ楽に門入集落まで行けたそうですが、現在それが実施されている情報はありませんでした。
廃止されてしまっているようですね。
しかし、「世界の何だコレ!?ミステリー」放送をきっかけに、もしかしたらツアー復活もあるかもしれません。
謎の集落「門入集落」どんな場所?携帯圏外、クマ出没!【何だコレミステリー】まとめ
というわけで「謎の集落「門入集落」どんな場所?携帯圏外、クマ出没!【何だコレミステリー】」でした。
複雑な歴史を持つ門入集落。
なかなか険しい山道を歩く必要がありますが、入念な準備が出来たら行ってみてはいかがでしょうか。