
大分県玖珠町の大谷渓谷で、バーベキューに訪れていた18人が台風により孤立したニュースが話題です。
車(ジープ系、ジムニーとみられる)が合わせて6台水没したとのことで、そもそもなんで台風が来るとわかってるのに渓谷なんか行ってるんだよ……と呆れます。
20年前に起きた玄倉川水難事故と同じ日、同じ人数という共通点があったことで、「DQNの川流れ」というワードが再びトレンドになっています。
8/15に無事全員救助され、玄倉川水難事故と結末は変わりましたが……。
この18人が乗っていたとみられるジムニー。
どんな特徴の車なのか調べていくと、なかなかDQNを誤解させてしまうワイルドな車でした。
DQNの川流れin大分渓谷!ジムニー乗りはやばい?

スズキのジムニーとは、大きな特徴として「悪路に強い」オフロード車であることが挙げられます。
なので今回の大分の渓谷のような道なき道を行く場所では活躍するわけですね。
大分渓谷の18人の車は全部で6台=一台につき3人ということがわかります。
大きな車で一家大所帯というよりは、車好きの集まりという印象ですね。
では彼らジムニー乗りはなにがやばいのでしょうか。
大分県にはこのようなジムニー集団がいました。
SGジムニー大分魔道組合E
大分県の悪路を強引に進む動画を多数上げています。
大分の渓谷はおそらく、このようなオフロード好き、ジムニー好きにとってのメッカだったのだろうと思われます。
車が水没してしまうような環境であることからも、そのオフロード振りは容易に想像できますね。
一部のDQNジムニー乗りの特徴として「ジムニーを過信しすぎている」ことが挙げられます。
いくらオフロード車とはいえ限度があります。
それがわからずに悪路に突っ込んでいく、天候も考えずバーベキューをする、というのはDQNのすることです。
例えばこちらの動画では、ジムニー素人のユーチューバーが川でジムニーを走らせてスタックさせています。
結果的にこのユーチューバーは自力で脱出できず、たくさんの人に迷惑をかけています。
これもやはり、ジムニーの性能を過信しすぎたDQNと呼ばれても仕方ありません。
大分渓谷で孤立した人々にも同じ問題があったと思います。
「台風が来て増水しようが、ジムニーなら乗り越えられる♪」と高をくくっていたのでしょう。
もしかしたら、「増水した川をジムニーで走破してやる」なんて始めから目的していたのかもしれません。
本当に愚かです。
ジムニーに問題があるのではなく、DQNのジムニー乗りに問題がある
こういう一部のDQNジムニー乗りが事件を起こすと、ジムニーの評判がどんどん悪くなっていきます。
悪いのは車ではなく、状況判断も自制も出来ない一部のジムニー乗りであることは間違いありません。
大分渓谷の18人は全員救助されましたが、車は全滅し、今後膨大な救助費用が請求されることになります。
生き残ってもつらい道が待っているでしょうが、身から出た錆ですね。