
「5時に夢中」でのマツコ・デラックス氏のコメントに端を発し、NHKから国民を守る党の立花孝志党首が呼びかけた崎陽軒の不買運動。
これに反対する形で、高須院長やカンニング竹山など著名人が続々と「崎陽軒買います」と宣言や苦言を表明した。
一般のユーザーからも「崎陽軒不買運動」については批判の声が多く集まっている。
N国党・立花孝志には逆風が吹いていたが、
なんと渦中のマツコ・デラックスが過去に崎陽軒を批判していたことがわかった。
それもかなり具体的な理由を上げての批判だった。
不買運動の崎陽軒をマツコ・デラックスも批判していた「ご飯が固い」
マツコ・デラックスの崎陽軒に対する批判が行われたのは、2015年1月12日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)。
皮肉にもマツコ・デラックスがN国党批判を繰り広げたのと同じ番組だった。
ちなみに崎陽軒が当時「5時に夢中!」のスポンサーだったかどうかは不明。
しかし、「マスメディアの犬」を自認しているマツコ・デラックスが、スポンサーを直接批判するとは考えにくいので、当時は違ったのだろう。
その日の放送で取り上げられたニュース「崎陽軒キャラのひょうちゃん還暦祝う」についてマツコ・デラックスと若林史江が、いつものように好き勝手にコメントする。
「ひょうちゃんを知らないが毎年崎陽軒から年賀状が届く」というマツコに若林史江がケチをつける。
「(崎陽軒のシウマイ弁当を)ほぼ消費してないでしょ?」
と、マツコ・デラックスが崎陽軒の弁当をほとんど買ってないことを指摘。
これにマツコ・デラックスが応答し、
「どれだけ局の弁当で崎陽軒食ってるんだよ。まぁ直接お金払ってるわけじゃないんだけど」
と、崎陽軒の弁当を直接買いはしないものの、テレビ局の弁当としてよく出されるから食べていると釈明。
両者の張り合いがしばらく続いた後で、マツコは、
「長年の疑問なんだけど、(崎陽軒のシウマイ弁当は)ご飯が固いと思わない? 割り箸折れたことあるからね私」
と崎陽軒のシウマイ弁当を批判。
若林史江と司会のふかわりょうが「固いご飯はシウマイとの相性が良い」と崎陽軒をフォローするも、マツコ・デラックスは最後まで納得が行かない様子だった。
シウマイ弁当が実際に箸が折れるほど固いのなら、商品として成立しないと思われる。
マツコ・デラックスは多少の誇張までして批判した可能性が高いだろう。
N国党・立花孝志の呼びかけた不買運動は「ご飯の固さ」が理由ではないが、崎陽軒はマツコ・デラックスからも批判されていたことが明らかになった。
果たして崎陽軒を批判した2015年から時間が経った現在でも、マツコ・デラックスは同じ認識なのだろうか?
その場合、スポンサーである崎陽軒に対して同じ批判が出来るのだろうか?
N国党・立花孝志から「権力の犬」と激しい批判にさらされているマツコ・デラックス。
ここで過去と同じ毒舌発言をし、自分の番組のスポンサー批判でもすれば見直す人もいるかもしれない。
※今回参考した記事はこちら