2019年10月31日、沖縄の世界遺産の首里城で火災が発生しました。
首里城の正殿と北殿、南殿が全焼するという大きな事態になっています。
大変ショッキングな出来事ですが、再建、復興はいつになるのでしょうか?
過去の世界遺産などの火災を調べて、どのくらいになるのか予想してみたいと思います。
ということで、今回は「首里城の再建復興はいつ?世界遺産の過去の火災データから推測してみた」というお題で調べてみました。
首里城の再建復興はいつ?世界遺産の過去の火災データから推測してみた
沖縄の世界遺産、首里城が全焼しました。
再建はいつなのか、調べてみます。
まず前提として、今回の首里城の再建は国家レベルでの早急な再建が約束されているということです。
【東京】衛藤晟一沖縄担当相は31日、世界遺産の首里城正殿などが火災で全焼したことに「心を痛めている。大変ショックだ」と述べた。
衛藤氏は「沖縄にとって、文化や伝統や歴史が凝縮した、まさに沖縄のシンボル。それが焼失した」と肩を落とした。
その上で、「一刻も早く再建しないといけない。内閣府としても音頭をとりながら、国土交通省や文部科学省と十分協議をして、沖縄県とも相談してやっていかないといけない」と、再建に取り組む考えも示した。
このように沖縄担当相の衛藤晟一氏が述べています。
そして次に、過去の世界遺産や有名建造物の火災事故、事件について調べてみました。
首里城 戦後の再建はいつ?
首里城は第二次世界大戦で一度全焼しています。
戦後の1957年から再建が開始され、復元が完了したのは1992年。
再建までに実に40年近くかかっています。
しかし、これは戦後の状況から見ても仕方のないことと言えます。
今回の首里城火災に関しては、こんなに時間がかかることはありえないですね。
世界遺産 金閣寺の再建はいつ?
京都の世界遺産、金閣寺も放火によって全焼しています。
火災発生:1950年7月2日
原因:放火
再建:5年後(1955年)
金閣寺の再建は火災から5年後です。
詳細な図面が残っていたことで、忠実な再現、再建も可能だったとのことです。
1950年と言えば、まだまだ戦後真っ只中。
国が貧しい状況の中で5年という月日で再建を遂げています。
建物の規模の違いもあるでしょうが、
現在の日本、そして国家レベルの再建が急がれる首里城ですから、5年以内の再建は確実と言えるのではないでしょうか。
イギリス ウィンザー城の再建はいつ?
イギリスのウィンザー城も1992年に火災が発生した過去があります。
木造の首里城と違い石造りではありますが、再建・修復期間は1994年から1997年の3年です。
ブラジル国立博物館の再建はいつ?
2018年9月2日、リオデジャネイロにあるブラジル国立博物館も火災が起き、重要な文化遺産などが焼失しています。
まだ火災から1年しか経っていないため再建はまだですが、再建費用は約28億円と発表されています。
韓国 崇礼門/南大門の再建はいつ?
火災発生:2008年2月10日
原因:放火
再建:2016年
韓国の崇礼門/南大門です。
実に8年もの年月を要しています。
しかし、これだけ長引いたのは反日感情や手抜き工事などのゴタゴタがあったためであり、あまり参考になりませんね。
まとめ
ということで今回は「首里城の再建復興はいつ?世界遺産の過去の火災データから推測してみた」と題して、首里城の再建復興はいつなのか、世界遺産の過去の火災データから推測してみました。
衛藤晟一沖縄担当相が述べた通り、国家レベルで早急が復旧が期待されます。
戦争により焼失した首里城は再建まで60年かかりましたが、今回に関してはもっと早い時期に再建されると予想します。
ずばり、2,3年以内には再建されるのではないでしょうか?
それではここまでお読みいただきありがとうございました。